切削加工技術
CUTTING
径Φ2～の小径・丸物が得意な切削専門
永田製作所は、ミシン・OA機器・医療・半導体・ATM、自動販売機など、幅広い分野で熱処理を伴う製品の切削加工部品を手掛けてきました。
小さなピンや長尺シャフト、精密さを極めた高精度部品まで、多彩なニーズに対応可能です。
自社設備と協力企業ネットワークを駆使し、熱処理後の切削・研磨・表面処理を含む複雑な工程にも柔軟に対応することが可能です。
加工可能形状
丸棒専門（六角・口材は外注対応）
対応サイズ
φ2～φ32
※φ3からの削り
加工最大長さ
1000mm
ロット
1個～10万個
※1個から試作可能です。10万個以上は要相談
対応素材
ステンレス
SUS303、304、310、316、416、420J2、440Cなど
SUM
SUM22、24Lなど
クロムモリブデン鋼（SCM材）
SCM415、435
その他
SK4F、S15C、45C、SKD、SKH31、アルミ全般、黄銅全般、銅全般など
ミクロンの世界を削る―永田製作所の切削加工技術
加工実績
半導体関連部品
熱処理と表面処理（無Ni・黒染）が必須となるものが多くあります。高い精度が求められる製品が多いので、研磨、研削、切削仕上げなど、複数の工程を組み合わせた加工が必要です。
永田製作所ではすべての工程において精度管理を徹底する一貫管理体制があります。
医療機器部品
形状が複雑で交差精度が厳しい製品が中心であり、血液分離機や人工透析装置など、病院内で使用される重要な機器に組み込まれています。
人の命に直結する分野であるため、寸法精度や表面品質には一切の妥協が許されません。
永田製作所では、精密加工技術と全量検査体制により、医療現場で安心して使用いただける品質を保証しています。
精算機・ATM・自販機部品
カラーやピンに加え、特にシャフトの製造を多く手掛けています。
自社で研磨機を保有しているため、ベアリング交差を高精度に保持することが可能です。また、表面処理が比較的少ない部品が中心のため、短納期での対応にも柔軟に対応することが可能です。
家庭・工業用ミシン部品
家庭用から工業用まで、幅広いミシン部品を加工しています。特に熱処理を必要とする部品が多く、糸が通る「糸道」に使用される精密部品を数多く手掛けてきました。
これらの部品は表面にわずかな傷も許されないため、非常に厳しい品質基準が求められます。
OA機器関連部品
特にコピー機内部の紙送り装置に使用されるシャフトや軸受部品を多く手掛けています。
これらの部品は紙送りの精度や安定性を左右するため、高い寸法精度と耐久性が求められます。
高精度部品
位置決め用のピンやスライド部に使用される部品は、面粗度や交差に非常に厳しい基準が設けられています。
永田製作所では、自社の加工技術に加え、協力企業とのネットワークを最大限に活用し、最適な工程を組み合わせることで、要求通りの精度を実現しています。
