大阪府東大阪市で金属の切削加工を手がける町工場 株式会社永田製作所で広報を担当しております永田です。
6か月間の大阪・関西万博が閉幕し、街の賑わいも少し落ち着いてきた10月中旬。
そんな中、韓国から高校生のみなさんが永田製作所に工場見学に来てくださいました。
今回来てくれたのは、韓国の高校3年生(自動車工業科)の生徒12名。
国の補助事業の一環として、日本の企業をいくつか見学するプログラムのうちの1つに、当社を選んでいただきました!
将来、卒業後すぐに製造業の現場に飛び込む予定の生徒さんたちに、私たちの「ものづくり」を体感してもらえる貴重な機会となりました。
大阪の切削加工製造現場を間近で
まずは実際に工場の中を案内したあと、会社紹介をしました。
普段なかなか見ることのないNC自動旋盤や転造盤、検査工程など、製品ができあがるまでの一連の流れを見学。
生徒のみなさんは興味津々で、真剣な表情で機械や製品を見つめていました。


「ものづくりの思い」を伝える時間
事前の打ち合わせでは、引率の先生から
「韓国でも製造業を志す学生が減少しているので、現場で働く人たちの“ものづくりへの熱い思い”をぜひ伝えてください」
というお話をいただいていました。
そこで、当日は社長から学生のみなさんに向けて直接メッセージを伝えました。
なぜこの仕事に就いたのか、そして「今日学んだことを韓国に持ち帰って、日本との違いを感じながら、ものづくりを盛り上げていってほしい」という思いを込めて話しました。
学生たちは真剣に耳を傾け、うなずきながら聞いていたのが印象的でした。
工場見学に参加した生徒のみなさんの感想
見学の最後には、工場見学に参加した生徒さんたちから感想をいただきました。
いくつかをご紹介します。
「部品を作る様子を詳しく見られて良かった」
「初めて見る機械が多く、新しい経験だった」
「社長さんや社員の方々がとても親切で印象に残った」
「工場が無人で稼働しているのを知って驚いた」
「日本の製品をもっと信頼できるようになった」
中には「会社の規模が大きく、運営が大変そう。苦労はありますか?」という鋭い質問もあり、製造業を志す高校生ならではの視点も感じられました。
最後に
短い時間ではありましたが、若い皆さんに現場の空気を肌で感じてもらえる貴重な機会となりました。
これから社会に出ていくみなさんに、少しでも“ものづくりの魅力”が伝わっていたら嬉しいです。
またいつでも工場見学に来てくださいね!
ありがとうございました!

工場見学は随時受付中です。
▼お申し込みはこちら▼