すっかり秋らしくなってきましたね

大阪府東大阪市で金属の切削加工を手がける町工場　株式会社永田製作所で広報を担当しております、永田です。

朝晩はぐっと涼しくなり、秋の訪れを感じる季節になりました。
工場の中でも、夏の蒸し暑さが和らぎ、作業中の風が少し心地よく感じられるようになってきました。
この時期になると、社内では毎年ちょっとした恒例行事があります。
それが ISO9001 の更新審査です。

今年は3年に一度の更新審査

当社では、毎年9月末にISO9001の審査を受けていますが、今年は3年に一度の「更新審査」の年でした。
通常の維持審査に比べて、審査の範囲も内容も広く、品質マネジメントシステム全体をしっかりと見直す重要な節目になります。

そしてこのたび、2日間にわたる審査を無事に終え、ISO 9001:2015 の認証更新が承認されました。

品質への取り組みを日々の現場で

ISO9001は単なる「認証」ではなく、製品の品質だけでなく、会社全体の仕組みを整え、よりよいものづくりを続けていくための枠組みです。
永田製作所では、不良の未然防止、トレーサビリティ（追跡可能性）の確保、工程内検査や記録の徹底など、日々の業務のなかでISOの考え方を生かしています。

また、24時間稼働体制や長尺シャフト加工など、当社ならではの強みを発揮するためにも、品質マネジメントの仕組みは欠かせません。
「現場で活きる仕組み」を意識しながら、日常業務にしっかりと根付かせています。

改善点も明確に。次のステップへ

今回の審査では、いくつかの改善点のご指摘もいただきました。
これらは、私たちがさらにレベルアップしていくための大切なヒントです。
今後は指摘内容を一つひとつ着実に改善し、より良い体制づくりに取り組んでいきます。

永田製作所は、これからも「安心して任せられる町工場」であり続けるために、品質の維持・向上に全社一丸で取り組んでまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。